准看を目指そうと考えたとき一番最初にすることが「住んでいる近くの准看護師学校はどこか」と調べることだと思います。社会人や家族がいる方はそう簡単に引っ越しはできません。志望校を考えるときは、通える範囲の准看護師学校を把握しておくことは非常に重要になります。

また、准看護師の学校を受験するにあたり「何から始めたらいいかわからない」「准看護師にはなりたいけど受験が不安」という方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、准看を目指して准看護師学校を調べている方に向けて

・准看護師学校の志望校選びと受験勉強開始までの流れ

・准看護師学校受験の落とし穴～挫折のポイントはココ！

・本当は簡単！？適切な勉強で合格をつかもう！

・全国の准看護師の学校一覧

という内容で、お話ししたいと思います。

なお、最後の准看護師の学校一覧についてですが、近年、准看護師学校は閉校が相次いでおります。本記事掲載の准看護師の学校一覧はあくまで令和５年９月現在で調べた内容になりますので、実際に受験する場合は必ず各学校へ問合せたり募集要項を見るなど、ご確認お願い致します。

さっそく、准看護師学校の志望校選びと受験までの流れについて、失敗しないポイントを交えながらお話ししたいと思います。

冒頭でも書きましたが、まずは「住んでいる近くの准看護師学校はどこか」と調べることから始めましょう。社会人や家族がいる方は准看護師学校に合格できるかどうかはもちろん、「入学後、最後まで通えるのか」がとても大切になります。実際の入試面接でも、「入学した後、仕事や家事などとの両立できるか」について質問を受けたという受験生もいます。

志望校を決めるにあたり、入学後の生活をイメージして通える範囲の准看護師学校を把握しておくことは非常に重要になりますから、交通アクセスなどを含めて慎重に下調べをしておくことをお勧めします。

次に、志望校になりそうな学校を絞ったら、学校のホームページを確認しましょう。

募集要項が掲載されていれば、募集人数や受験科目、出願期間と試験日など、受験に必要な情報が手に入ります。

もしホームページ上に掲載がなければ、学校に直接問い合わせる（または募集要項を請求する）ことになりますが、最近ではホームページ上に掲載している学校が多くなっていますから、ホームページの受験生向けのページを確認してみてください。

「気が付いたら出願期間が過ぎていた」「悩んでいるうちに試験目前に…今年はあきらめようか…」ということにならないために、募集要項を確認したら出願締め切りや受験日などすぐにカレンダーなど目に入る物に記入しておくようにしましょう。

このたったひと手間で、合格可能性がグンとアップします！

社会人の受験は、どんな資格試験・入試でも「日常の忙しさ」との闘いになります。

「隙間時間の活用」と言っても意識しなければ隙間などなく、なかなか時間は確保はできません。日常の生活に追われているうちにズルズルと受験を先延ばしにしてしまう可能性を低くするためにも、カレンダーに大きく丸印を書いてしまいましょう！

さて、志望校を決めて募集要項を確認するところまではスムーズにできるのですが、いよいよ受験勉強となると、ピタリと動きが止まってしまう。

准看護師学校の受験では、そんな方が本当に多いのが特徴です。

以下に、その理由もあわせてご紹介したいと思います。

まず准看護師の学校を目指す受験生が最初につまづくのは、何を勉強したらいいかわからないということ。多くの准看学校は募集要項に試験科目を書いてあるだけで、具体的な出題内容はわかりません。

もちろん、どんな学校の受験でもそれは同じ。ただ、高校入試や大学入試など受験人数が多い試験は、書店に行けば対策用の問題集や参考書がズラリと並んでいます。

しかし准看護師の学校を受験するための対策問題集は、本当に種類も出版数も少なく、専門書と言えるものは数種類しかありません。また、大型の書店でなければ手に入らず、取り寄せとなることも多いのです。

さて、やっと手に入れた問題集ですが、これがなかなかの曲者です。塾への問い合わせでも本当によく相談されるのですが、一般に販売されている准看の受験用問題集が難しくて解けないということ。私も多くの受験生が使っているだろう問題集は確認していますが、「これは解けなくて当然」というレベルです。

もちろん、最終的にはこの難易度まで解けてほしいと思う内容もあるのですが、正直、勉強のブランクがあったり、働きながら・子育てしながらの隙間時間に学習しなければならない社会人にはハードすぎて、とてもお勧めできるものではありません。

まじめな人ほど「これなら受験は無理だな」と諦めてしまうと思います。

前述したように「何をやったらいいかわからない」「問題集がなかなか手に入らない」「問題集を手にしても解けない・進まない」と、志望校を決めた後の受験勉強はいばらの道です。

そのため、悩んだり困ったり、問題集を探したりしているうちに、やる気がどんどんダウン。最終的に試験日直前になってしまって、また悩み…そして受験をあきらめてしまうという受験生が多発するのが准看護学校の受験なのです。

受験勉強の序盤で諦めてしまう人が多い准看護師学校ですが、実は難易度はそれほど高くありません。勉強のブランクがあっても、地道に数カ月準備すれば合格もできる試験です。

「でも、上に書いていたように難しいんでしょ！？」と思われましたよね。

実は前述した３つの挫折のポイントは、学習塾アンフィニで受験勉強をして合格した方々が初めのお問い合わせの時に話していた体験談なんです。

確かに独学だと、問題集選びも、その問題集を解き進めることも、すべて一人でしなければいけません。そのため、何度も何度も壁にぶち当たり手が止まったり、これで大丈夫なのかと悩んだりの連続です。

しかし、サポートを受ければ簡単に解決できる問題もありますし、相談できればストレスも軽減でき、安心感も得られるので学習効率もアップします。

モチベーションさえ維持して適切な勉強をすれば、准看護師学校受験は合格できる試験なのです。

最後に、学習塾アンフィニで受験勉強をして合格した人の共通点を紹介したいと思います。

 学習塾アンフィニの合格者の中には２０代、３０代の方はもちろん、４０代、５０代で合格をつかまれた方もいて、年齢層は様々。年度によっては合格者の３分の１が男性ということもあり、性別や職業、生活環境も多種多様です。

それでも、あえて１つだけ合格者に共通する特徴を挙げるとしたら

全員がフットワークが軽かったということ。

このホームページを見つけてから問合せまでの期間はもちろん、問合せから入塾、学習開始までの期間は早い方で１週間です。

悩んでいる時間は、確実にやる気がそがれていってしまいます。

「頑張ってみようかな」と思い立って調べている（もしくは調べ始めた）時が、一番モチベーションが高い瞬間で、このタイミングで勉強を始めるのが最も学習効果が高いのです。

職業柄、私は計画性とか事前調査などをどうしても重視しがちなのですが、合格した方々を見ていると、「とりあえず始めてみようかな」という気持ちで、素早く一歩を踏み出すことが、合格可能性を上げる秘訣なんだろうと思うようになりました。

これから准看護師学校を目指して勉強を始めようと思っている方はもちろん、上手く勉強が進まずくじけかけている方、受験勉強の方法や勉強内容に悩まれたりしている方は、今の「頑張るぞ！」という気持ちがしぼんでしまう前に、ぜひ当塾の通信講座をご活用いただければと思います。

通信講座コースのご案内≫

本記事の最後に、全国の准看護師の学校一覧を掲載しました。准看護学校受験を考えて情報収集している方は、参考にしていただければ幸いです。

※令和６年５月に調べた内容です。実際の受験に際しては各学校の募集要項などを必ず確認するようにしてください。

※自衛隊の准看護学院や准看護師養成所、その他一般募集のない准看学校は除いています。

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・豊後大野市医師会竹田氏市医師会共立豊西准看護学院

・学校法人扇城学園東九州龍谷高等学校（女子）

・公益社団法人宮崎市郡医師会宮崎看護専門学校（課程変更のため募集停止中）

・日向看護高等専修学校

・一般社団法人児湯医師会立児湯准看護専門学校

・一般社団法人都城市北諸県郡医師会都城看護専門学校

・肝付町立高山准看護学校

・出水郡医師会准看護学校

・鹿児島県立奄美高等学校衛生看護科

・神村学園高等部通信制課程普通科准看護師養成コース