今日は札幌、小樽近郊にお住まいで准看学校を目指す方に重大なお知らせがあります。
すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、小樽市医師会看護高等専修学校が閉校します。
昨日4月16日に正式に小樽市医師会の公式HPにて発表されました。
今年の受験を考えていた方も多かったと思います。
せめてもう少し早い段階で発表して欲しかったという気持ちは拭い切れませんが、過去を振り返っていてもどうしようもありません。
皆様どうか気持ちを切り替えて新たな進路を模索いただければと思います。
小樽市医師会看護高等専修学校(以下、小樽医師会)が閉校になったのは残念なことですが、今後の進路次第で逆にこのことが大きなチャンスとなります。
以下、皆様が今後の進路を決定する際の参考になればと思い、いくつかのプランを書いておきますのでご一読いただければ幸いです。
看護師になること自体を諦める
小樽医師会がなくなったのなら、岩見沢まで通うのは大変だし、正看の学校を目指すのも無理そうだから看護学校の受験をやめようかなと考えている方。
そういう方は看護師になること自体を諦めた方が良いでしょう。
冷たい言い方ですが、そのような覚悟しかないのなら看護師になってもおそらく務まらないと思いますので、潔く今の時点で他の職種に変更するのが賢明です。
このブログを読んでいる方にそのような方がいないことを切に願います。
岩見沢市医師会など通学圏内の他の准看学校を目指す
絶対に准看護師になりたいという方は、岩見沢市医師会附属看護高等専修学校などの通学圏内の准看学校を受験するのが唯一の選択肢です。
正看学校を目指すのであれば、一気に選択肢は広がるのですが、准看学校しか行く気がないという方は通学圏内の准看学校を目指すしかありません。
ただ、正看学校を受験しない理由が「単に自分には自信がないから」ということなら、最後までこのブログを読んでください。
きっと考え方が変わると思います!
あと、一つ注意点があります。
そもそも准看護師制度を廃止しようという流れですので、今後准看学校はどんどん少なくなっていくと思います。
北海道では小樽医師会だけでなくつい何年か前まではあったのにという准看学校がどんどん閉校したり、正看学校への移行を行っています。
よって、准看学校を第一志望に考えている方は一刻も早く受験勉強を始め今年の受験に間に合わせましょう!
正看専門学校を目指す
唯一の選択肢だった小樽医師会がなくなったのなら、いっそのこと正看学校を目指そう。
これはまさに小樽医師会がなくなったことがプラスに変わった典型例です。
もちろん合格できなければ意味がないのですが、相当良い判断だと私は思います。
そもそも准看護師のままが良くて、正看護師になりたくないという人はいるのでしょうか?
なれるものなら初めから正看護師になりたいと思いつつも准看学校を受験する方は学力に自信がないからという理由が圧倒的多数だと思います。
准看護師を経て正看護師になるのは最短でも5年かかります(一部例外あり)。
ところが、初めから正看専門学校に入学すれば3年で正看護師になれます。
また、准看学校より正看専門学校の方が数が多いので、何校も受験できるようになります。
ただ、学力に不安があるからという理由だけで決して正看専門学校の受験を諦めないでください。
正看専門学校は、学校間でかなり難易度が異なり、一般入試の他に社会人入試も積極的に行っているという特徴があります。
よって、あなたの学力で合格を十分狙える正看専門学校もたくさんあるかもしれません。
最後に
今日は小樽医師会の閉校に伴い、小樽医師会を志望していた方に向けた内容でお送りしましたが、これは全国的に言えることです。
もし、受験するはずだったお近くの准看学校が閉校になってしまった場合、今日お話ししたことが皆さんの一助になればと考えております。
当塾は通常の通塾コースの他、通信コースもありますので、遠方で当塾まで通えないといった方でも喜んで通信コースで対応させていただきます。
札幌、小樽など近隣以外の旭川や函館、釧路などの道内の方はもちろん、道外の方も受講いただけますのでお気軽にお問合せ下さい。