中学生の皆さんは定期テストが近づいてきましたね。
中学生の多くは、まだ自分なりの勉強法が確立していません。
そのため、定期テストの勉強法とはどんなものなのか、どのように勉強すれば定期テストで高得点が取れるようになるのかと、悩んでいる中学生も少なくないと思います。
そして、定期テストの勉強法に悩んでいるうちに、テストの日が来てしまうケースもあるのではないでしょうか。
そこで今日は、定期テストの勉強法に悩む中学生の皆さんへ、定期テストの勉強法のポイントや勉強方法のアドバイスをしたいと思います。
定期テストの勉強法で一番重要なこと。
それは取り組むべきことの順番を間違えないことです。
勉強の順番を間違えなければ、高得点へ向かって迷うことなく一直線に進んでいけます。
高得点を取りたければ、
絶対に勉強の手順を間違わないようにしましょう‼
では、具体的にその優先順位について話して行きます。
①提出物を仕上げること
定期テストの勉強で一番最初に行うのは
学校のワークや問題集・プリント・ノート…このような提出物を仕上げることです。
その理由は2つ
・試験範囲の大まかな内容を捉える
・定期テストの得点に直結しない作業を終わらせる
提出物が学校のワークや問題集の場合、最初に取り組むことで、試験範囲の重要事項を把握することができます。
またノート提出が課題の場合も、同じ効果が得られます。
最初に提出物をこなすことで、今回の定期テスト範囲で覚えなければいけない内容の把握や、自分はどの程度覚えているかなどを確認することができるのです。
さらに、中学校の先生の中には定期テストにはあまり出題されないような内容の課題や作業を求める方もいます。
中学生の皆さんは、このような課題は定期テスト前にやりたくないですよね。
でも、提出物は内申点に関わります。
定期テストが近づいてからこのような課題に取り組んでいては、最後の追い込みができなくなり、効率が悪いです。
そのため、嫌だと感じる課題から片付けていくことが大切です。
②問題集を解こう‼
えっ!?もう問題集??
と思った中学生もいるかも知れませんね。
でも、私は最初に問題集を解くことをおススメします。
中学生の中でも、特に几帳面でまじめな生徒さんに多いのは、ノートまとめからスタートすること。
しかも、このノートがとっても美しい‼
時間がかかっただろうな…と感服するほどです。
でも、そのようなノートを作れる生徒さんの多くは、いきなり問題集を解いても最低でも6割近く正解する能力を持っています。
それなのに、ノートまとめから始めるのは、時間がもったいない…
そうは思いませんか?
問題集を解く→間違えを見つける→間違えたところだけをまとめる
この順番の方が、まとめるノートの分量は少なくて済みます。
まとめの時間が節約できる分、暗記や理解・演習に時間をさくことができるようになります。
まだ全然覚えていないから…
などと、不安にならずに、思い切って問題集を解くことから始めてみましょう。
③理解と演習
中学生の中で最も多いのは、②の問題集を解くという勉強だけでテストに突入してしまうパターンです。
そればかりか、テスト範囲の問題集を解き終わっていない中学生も少なくありません。
まず、問題集が解き終わらないという人は、定期テスト勉強を始める時期を早くしてください。
また、ノートまとめからスタートしているために解き終わらないという人は、前述したようにノートを作る前に問題集に取り組んで下さい。
さて、本題の理解と演習についてです。
実は、問題集を解くというのはできる(覚えている)ことと、できない(覚えていない)ことの仕分けをしたに過ぎないのです。
できないことや覚えていないことを、できるようにしたり覚えたりするのが勉強であり、点数アップするために必要なことなんです。
いつも似たような点数で、勉強しているのに点数が上がらない…という人は、
この理解と演習(できるようになるためのトレーニング)の時間が足りていなかったり、不十分だったりするのです。
理解が出来ないものについては、人に聞くというのが最も手っ取り早い方法です。
当塾では、塾生がいつでも質問できる環境づくりを行っています。
塾に行っていないという方は学校の先生に、塾に行っているという人は塾の先生に必ず質問して、理解を進めるようにしましょう。
また、演習(できるようになるためのトレーニング)については、一人一人躓いているポイントが違うため、文章にするのが実は難しいのです。
当塾の塾生には生徒に講師が細かく質問したり、解いている過程を講師が見て、躓いているポイントのあぶり出しと解消する方法をアドバイスしています。
自宅で一人で勉強しているなら、この理解と演習は自分に対してしつこく確認することが大切です。
問題集の答えを見て、どこまでは理解できていて、どこからわからないのか。
具体的に一つずつ手順や事柄を追っていくと、自分がわからなくなってしまったポイントが見つかるはずですから、その疑問を取り除けるように対策してみてください。
④問題集をもう一度解こう
あくまで余裕がある場合ですが、もう一度問題集を解き、覚えていることを確認できれば完璧です‼
教科書や学校のワークなどを見て、不安な点はないか確認したら、自信を持ってテストに挑みましょう。
今日ご紹介したのは、あくまでもオーソドックスな定期テスト勉強法です。
参考にはなったでしょうか?
定期テストで高得点が取れるように、頑張ってみてくださいね‼
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