講義スタイル一新~進化するためなら妥協はしない~

こんにちは。

寒さが一層増して、木々の葉も一気に色づきました。

いよいよ受験本番が近づいています。

 

さて、前回のブログでは休日を一日返上し、悪戦苦闘した教室の模様替えの様子についてご紹介しました。

前回のブログ

当塾のホームページをご覧いただいている方はご存知と思いますが、これまでの講義スタイルはコの字型の机の配置による講義でした。

コの中心に講師が座り、コの周りに生徒が座って講義を進めるというスタイルで、講義をしてまいりました。

中学生は塾生の学習状況などを加味して、まだこのスタイルで講義しております。

下の画像は、コの字型スタイルの教室風景です。

 

しかし、一日がかりの模様替えの末、高校コースと看護受験コースは講義スタイルを一新しました。

一新した後の教室風景がコチラ…

なんと言うことでしょう!!

特大のホワイトボードが導入され、収納つきの教卓まで備え付けられているではありませんか!!

※某番組風(笑)

 

今回、高校コースと看護受験コースの講義スタイルを一新したわけですが、もちろんただの思いつきや気まぐれで変更したわけではありません。

では、何故この時期に大幅な変更をしたのか。

講義スタイルを一新した理由について少しお話したいと思います。

開業した当初から、当塾はコの字型での講義スタイルをとってきました。

講師から生徒のノートを見ることができ、生徒同士が緊張感を持って学習するにはコの字型は適していると考えています。

もちろんその考えは今も変わらず、中学生の教室ではコの字での講義になっていますが、高校生や看護受験を目指す社会人さんの講義では更なる改善が必要と考えるようになりました。

 

まず、一クラス8名の定員を実現。

コの字では開業当初から予定していた定員8名の生徒の席を確保できず、6名までが限界でした。

そのことを理由に高校生や看護学校を目指す方の入塾希望にお応えできないことが何度かありました。

意欲を持っている生徒さんの要望をお断りするのは大変心苦しく、何とか講義に参加できる生徒さんの人数を少しでも増やせないかと考え、このスタイルに行き着きました。

 

次に、さらなる緊張感や生徒同士のライバル意識の向上。

今までのコの字型は生徒が向き合って座ることがありませんでした。

もちろん、コの字型も学校や一般の進学塾のような前を向いている一斉指導スタイルよりは互いに意識し合うことができますが、さらに緊張感を高めることはできないかと考えたのです。

塾生全員が潮陵高校の生徒で、高校1年生のクラスは中学部からの繰り上がりと言うこともあり、少しのんびりしたムード(慣れ親しんでいるからこその緊張感の欠如)があると考えていました。

そのムードが成果や講義の質に良くない影響を及ぼしてしまいかねないという思いから、そうなる前に先手を打ったというのも理由の一つです。

ここ数日の講義の中で、生徒同士が向き合うスタイルは講義の緊張感を高める効果があったと感じることができました。

また、講師と生徒の距離は若干遠くなりました(それでも写真の通り非常に近い)が、机の配置を教卓に対して垂直にしたことで、これまでとなんら変わらず生徒の様子を把握することが可能です。

躓いていないかや疑問点が残っていないか、講義についてきているかどうかをしっかり確認しながら講義を進めることができているので、コの字型の利点を生かしながらさらにレベルアップしたスタイルに一新できたと考えています。

 

これから冬期講習や受験直前対策など、重要な時期に突入していきます。

どのようなスタイルにするかを検討するのにも約1ヶ月近く思案を続け、準備期間も入れると、このスタイルにするのに大変な時間がかかりました。

しかし、生徒達がより勉強しやすい環境を作り上げるためには一切の妥協はしないというのが当塾のスタイルです。

今回、講義スタイルを一新したことによって、生徒達がさらに飛躍してくれるのではないかと期待しています。

 

なお、近日中に冬期講習の概要についてご紹介させていただく予定です。

興味のある方は、今後も当塾のホームページに注目していただければと思います。