こんにちは。前回のブログ『定期テストでもっと点数をとる方法①』は役に立ったでしょうか?前回ご紹介したことは、テスト勉強をする際には一番最初にしておかなければならないことです。
まだ読んでいないという生徒さんはチェックしてみてくださいね。
さて、今回は市販の問題集を上手に使う方法についてです。
生徒の皆さんの中には、市販の問題集を使ってテスト勉強をしている人が多いと思います。
よく、「どの問題集がいいですか?」と質問されることがあるのですが、中学校の定期テスト対策の場合は、教科書に準拠している(教科書準拠と明記してあります)問題集を使う方が教科書のページ番号と問題集のページを比較しやすいように目次などが作られているので使いやすいと思います。
教科書に準拠しているものという以外で問題集を選ぶポイントは、『自分が使って成績が上がるかも』と思えるものを選ぶのが一番です。
そんないい加減に思える選び方でいいのかと思われるかもしれませんが、最適なテキストというのは生徒さん一人ひとりの性格によって変わってきます。
白黒だったらやる気が出ないという生徒さんはカラーのものを選んだ方が良いと思いますし、厚い問題集は挫折しそうという生徒さんは、まず薄めのものを選んで足りないようならまた薄い物を…というように買い足すやり方が良いでしょう。
つまり、自分が見てよいと思ったものなら何でもいいのです!
大切なのは、その問題集をどう使うかです。
前回のブログで教科書にラインを引いて…という教科書の使い方をご紹介しましたが、教科書を眺めていても暗記できる人は居ません。また、数学や理科の場合は問題を自分の力で解くことが大切です。
そこで、市販の問題集を利用するのですが、ここで大切なのは、問題集に直接答えを書き込まないということです!必ずノートに解くようにしてください。
解いた問題は必ず自分でマルをつけて、間違った問題には問題集にしるしをつけておきましょう。
「テスト範囲の問題を全問解いたから、テスト勉強は終わりだ!」なんて思ってはいけませんよ!
よく、問題集を一回やってテスト勉強をした気になっている人がいます。でも、問題集を解いてマルをつけるのは、何が出来ていないのかを確認しただけ。
一番大切なことは、間違えた問題を確認してしるしをつけ、もう一度解きなおすということです。特に英語・理科・社会は暗記教科なので、1冊の問題集を3回くらいは解きなおすといいですね。
1回目は全問、2回目は間違えた問題、3回目はもう一度全問…という様に繰り返せば、「問題集で見たはずなのに忘れた」「やったはずなのに解けなかった」ということはありません。
また、この解きなおしの前にチェックをつけた教科書(前回ブログ参照)を見ながら自分の間違えを確認すると、重要な語句のどの部分が覚えられていないのかが分かりますし、複数のもので確認し覚えたものは印象に残りやすくなって、テストでのど忘れを防ぐことができます。
せっかく買った問題集、大切に使ってあげてくださいね!
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