こんにちは。
公立高校入試の願書提出も終わり、受験生の皆さんは倍率が気になるところだと思います。
潮陵高校を受験する生徒さんは、今年の裁量問題の難易度や最終倍率・予想ボーダーが一番の気がかりではないでしょうか?
生徒さんの中には、受験が迫ってくるに従ってカリカリしたり、ストレスが溜まったり・・・。
ただ、それをコントロールしなければ勉強の効率はどんどん悪くなってしまいます。
どの生徒さんも、この時期は不安との戦いです。
『みんな不安なのは同じなんだ!』と思って、自分のすべきことに集中してください。
小樽潮陵高校は、小樽の中でも珍しく3学期制となっています。
中学校はどこも2学期制で定期テストの回数も4回ですが、潮陵は定期テストの回数だけでも5回。
さらに、休み明けの実力テスト・模試が加わるので、テストの回数が他校に比べ多くなります。
また、授業が進むのがとても速いので、テスト範囲も当然広くなります。
テストの度に、焦ってしまったり、対策を放棄してしまってはどんどん成績は低下してしまいます。
潮陵高校を目指す生徒さんには、高校入学後のテスト対策の予行演習だと考えて
この40日間、しっかりと自分の弱点と向き合い過ごしてほしいと思います。
さて、残り日数をどのように過ごすのが一番有効なのか。
各々勉強スタイルがあると思いますが、勉強内容としては『基本部分の確認』と『裁量問題対策』のバランスをとることが必須です。
裁量問題が導入されてから、受験生は『裁量問題対策』に過敏になっていますが、
潮陵合格者の裁量問題正答率は高くありません!
合否を左右するのは、『裁量問題以外での正答率をいかに高くするか』です!!
残りの日数の大部分を裁量問題対策に充ててしまうと、標準問題範囲での正答率が伸び悩み、
さらに当日、標準問題部分で波に乗れないことが、精神状態に影響し裁量問題での失点につながる・・・という受験生が大変多いようにおもいます。
では、裁量問題対策と標準問題対策の割合をどのようにすればよいのか?
それぞれの生徒さんの学習状況にもよりますが、
潮陵高校合格者の平均で合格しようと思うなら、
標準問題対策=7、裁量問題対策=3で良いと思います。
しかも、2月を効率的に過ごそうと思うなら、新たに難問に挑戦し時間を費やすことは無駄です。
この時期は、得点を安定的に高い水準に持っていくために、まず、理科・社会の暗記科目の対策を充実させること。
次に、英語・数学・国語の裁量問題以外の部分を『速く・正確に』解くための訓練をすること。
それには、これまで取り組んだ問題を複数回解くことが一番有効です。
もちろん、このとき、時間と正答率を意識しながら、100%正解できるようになるまで反復練習することが大切です。
『一度取り組んだ問題をやっても意味がないのでは』
『新しい問題集を何かやった方がいいのではないか』
焦る気持ちから、そのように考える受験生も多くいますが、
それでは、気持ちをさらに焦らせ、不安が膨らんでいくだけです。
一度取り組み、解き方を知っているものだから意味があるのです。
これまで学習した解法を100%本番で出し切るために、今まで使っていたものの正答率を100%に持っていくことが必要なのです。
あとは、私立入試前に得点が出る過去問などの対策は終わらせておきましょう。
寸前に過去問をやってしまうと、『本番この点数だったらどうしよう』と、また不安になってしまったり、
『今はできたけど、本当に本番この点数になるのか?』と疑心暗鬼になってしまいます。
公立高校入試の過去問をまだ解いていない生徒さんがいるのなら、もう今取り組むことをお勧めします。
そして、公立入試2週間前を切ってからは、できるだけ得点がでるものには手を出さないこと。
生活を朝型に変え、夜更かしのくせがついている人は改善した方がいいですね。
試験前日、寝れないという生徒さんもいますから、早く起きて早く寝る。このリズムに切り替え、
できるだけいつも通りのリズムで本番に向かうことが必須です。
ちなみに、入試会場には時計は無いので、腕時計を用意しておいた方がいいですよ!
学習塾アンフィニのHPにも、Q&Aのコーナーを作っているので(※匿名掲示板です)
もしも気になることがあったら書き込んで質問してくださいね☆
今日のブログを読んだ受験生の健闘をお祈りします!
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