こんにちは。
夏期講習中でなかなか時間が確保できず、お久しぶりのブログになりました。
それにも関わらず、見てくださっている方がいらっしゃるようで、嬉しく思います!
学習塾アンフィニの夏期講習も今日で半分が終了しました。
夏休みが始まってから早2週間。
たかが2週間ですが、されど2週間!
アンフィニ生達は着実に成長してくれています。
中学生も含め、全学年が実践的な問題を扱った『実力を底上げする』ことを重視した講義で、各々が出来るようになっていることを感じ、私としても日々充実感を持って講義をしています。
最近は講義を見学したいというお問い合わせも増えてきましたので、ブログでも少しどんな講義かご紹介しますね。
勿論、日程さえ合えば、講義の見学も可能ですので、お問い合わせしてみてください。
さて、学習塾アンフィニの高校英語・長文読解対策の講義について少しお話します。
高校英語・長文読解というと、『予習で全文を訳す』→『講義で訳を教えてもらう』→『答え合わせ』という講義をイメージされる方も多いかと思います。
しかし、これでは予習に膨大な時間がかかりませんか?
毎日の学校の授業と変わらず、「英語の勉強時間」=「単語を辞書で調べる時間」になってしまいます。
では、センター試験会場に単語帳は持ち込めますか?
そんなわけはありません!
「単語は調べる勉強」から「単語を覚える勉強」に変えていく。
「単語を調べる時間」を「単語を暗記する時間」にあてることができれば、その分英語力は格段に上がっていきます。
その観点から、当塾では講義で使う長文プリントはその日生徒が来てから配布します。
ですから、長文読解の予習は不要です。
また、講義中は辞書を引くこともできません。辞書を引くことを禁止しているのではなく、ひく時間がないのです!
このブログを読んでくださっているかたはご存知と思いますが、当塾は少人数制。
高校英語の講義は4~6人のクラスで構成されています。
講義はだいたいワンセンテンスごとに一人ずつ和訳していくかたちなのですが、前の人が答えられなければ次の人。
だから自分のあたるところを訳しておいて…なんていうことはできません。
『自分は英語ができないから一人ずつあてられるなんて嫌だな』
と思う人もいるかも知れませんが、ここがアンフィニ最大の特徴。
『間違えやすい環境づくり』ができているということ。
間違えても恥ずかしいことはありません。
「テストで間違うよりここで間違えて欲しい」ということを定期的に生徒には話していますし、
そもそも全員間違いだらけです(笑)
ハイレベルなもの(そのときは全員が出来ないだろうというレベル)を予習させずに講義で使うので、皆が間違えるし、
自分だけ分からないということがないから『間違えやすい環境』に教室がなっています。
あてられて答えられなかった単語は辞書で意味を調べるよりも当然印象に残りやすく、インプットに繋がります。
また、講義でまたその単語が出てくれば、今度は前回覚えていなかったことを思い出し、アウトプットする…
だから、試験本番も「あの時やった!」と思い出しやすくなる。
これは英単語にだけにとどまらず、英文法、数学の解法までこの利点を活かした講義になっています。
毎日の講義が「予習の答え合わせの場」ではなく「考え・知り・記憶する場」であることで、
この夏もアンフィニ生は日々成長し、夏期講習半分が終了した現段階でも、私が肌で感じ取れるほどの成果を出してくれています。
小樽にこの塾を開業して一年。
小樽潮陵高校の近くに塾を開業したのは、「小樽の子達に最高の学習環境を!」という思いからです。
これまで、塾や家庭教師など教育業界で働き、仙台・札幌圏で教える機会も多かったのですが、
小樽の教育環境、特に高校生の教育環境は良くありません。
そして、小樽の皆様は、それが当然のことのように感じているか、もしくは環境が良くないことにも気付いていないのかも知れません。
もし、このブログを読んでくださっている小樽・余市・後志地区の方で大学入試を考えている方がいるなら、知って欲しいと思います。
札幌南高をはじめとする札幌圏内の進学校と呼ばれる高校に通っている生徒達は、一年生の段階からかなりの割合で大学入試対策が出来る予備校や塾に通塾するか、家庭教師をつけています。
しかし、小樽潮陵高校の生徒達の通塾率は札幌圏の他校に比べ非常に低いものです。
それなのに、毎年80人程度の国公立大学合格者を輩出しているのですから、もっと恵まれた環境なら…と
思わずにはいられません。
実際に今アンフィニにも潮陵の定期テストで学年順位10位以内の生徒が2名いますが、この子達の能力は
札幌南高校に居ても遜色ないと考えています。
しかし、もしこの子たちが通塾せず、独学で勉強し受験対策が遅れれば、合格できたはずのところにも合格できないことになるでしょう。
今年、当塾から北大法学部へ現役合格した生徒は、家庭教師時代も含め約2年間、本格的な受験対策をしてきました。
勿論、高校1年生の段階で基本的な知識を持っていなければ、高校2年からの受験対策もままなりませんから、
私は大学進学を目指すなら高校1年生から長期的に綿密な計画と対策を行うことが必須と考えています。
就職率の低下と不景気で『国公立志向』が強烈に強まる中、これまでと同じ入試対策では
国公立大学合格をつかむことは難しいと考えます。
これまでは安定的に80人程度の国公立大学合格者を輩出している小樽潮陵高校に在学しているといっても、
今後は学校の対策だけを漫然と受けているだけでは合格は出来ません。
トップクラスの生徒とその保護者の方は、そのことに少しずつ気付き、通塾に興味を持ち、動き出しています。
進学校合格がゴールではありません。
高校生こそ通塾が必要な時代となっており、札幌や道外ではそれは既に常識です。
北海道の国公立大学は環境もよく、全国から受験者が集まってきており、大学によっては道内の生徒の
割合が年々落ちているような状況(道外受験生に道内受験生が敗北している)も見られているようです。
大学受験は小樽市内の生徒とだけ戦うのではありません。
そのことを肝に銘じ、動きの遅い小樽市内の他学生の様子を伺いながらの対策ではなく、早めの対策をお勧めします。
少し夏期講習の内容とはずれてしまいましたね。
残り半分の夏期講習(高校部は16日終了)。
更なる塾生の飛躍のため、もう一踏ん張り頑張ります!
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